こんにちは!純日本製ルームウェア、ナイトウェアブランドのNercocia.です!
今回はNercocia.のルームウェアについて!
純日本製ルームウェアのこだわりの生地についてお話しします。
↑こちらのアイテムではWガーゼという生地を使用しております。
皆様もガーゼといえば聞き覚えがあると思いますが、それでは、ガーゼとはどういう生地なのか。
ガーゼとは、甘く撚った糸(※撚る 繊維がバラバラにならないようにねじりをかけること)を粗めに平織り(※平織 縦糸と横糸が1本ずつ交互に交差した織り方のもの)にし、晒して(※晒す 織物や糸から不純物をとりのぞき、漂白する工程のこと)白くソフトに仕上げた生地のことを言います。
ガーゼの特徴としては
・通気性が良い
・吸水速乾性に優れている
・とても柔らかく肌触りが良い
・季節問わずオールシーズン使用可能
生地は糸の密度が高いほど硬くなりますが、ガーゼ生地は編み目がゆるいため、柔らかな生地になります。その柔らかさからお肌の弱い赤ちゃんの服に用いられることが多いです。また、その編み目のゆるさが通気性が良くし、水分を含むゆとりがあるので吸水性にも優れている生地にします。
しかし、ガーゼにもこんなデメリットがあります。
・布端がほつれやすい ・柔らかく薄いので透けやすい ・引っ張ると形が変わるので縫いにくい
このデメリットを少しでも減らすために、Nercocia.ではダブルガーゼを使用しています。では、ダブルガーゼとはなにか。その名のとおり、ガーゼ生地を二重にした生地をダブルガーゼといいます。ダブルガーゼは、一枚のガーゼ(シングルガーゼ)と比べて、厚みが増すことで透けにくくなっております。しかし、元々柔らかい生地を使用しているので、熱がこもらず春夏でも快適に着ることができます。また二重になることで耐久性もあがるため、Nercocia.はルームウェアの生地にダブルガーゼを使用しております。
柔らかさにこだわった生地だからこそ、縫製は簡単なものではありません。ガーゼのデメリットでも申し上げましたが、ダブルガーゼは織りが甘い為縫いづらく、布端から解けやすい、バイアス(※バイアス 布目に対して斜めに断つこと)は伸びやすいのが特徴です。生地自体もそれほど強くないので、縫い目に力がかかると裂けてしまったりすることもあるそうです。
しかし、Nercocia.は縫製工場から生まれたファクトリーブランドです。縫製でのデメリットも国内の工場だからこそできるノウハウや、縫い子さん一人一人の技術、抜かりないチェックでカバーしております。
こだわりのあるウェアを日頃頑張っている自分へのご褒美や、大切な方へのプレゼントにいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!