◯お肌も心もうるおう温活
日に日に気温が下がっていくこの季節、手足が冷たく気付けば足やお顔がパンパンに浮腫んでいたり、冷えから身体のバランスを崩してしまう辛い時期がやって来ました。昔から「冷えは万病のもと」と言われるほど、健康にも美容にも大敵です。
お肌がカサカサしたり、いつものスキンケア剤がお肌に入りにくいと感じることは、ありませんか?冷たい空気により、毛穴はキュッと引き締まり、血流が滞り緊張状態が続いていることが原因となります。また、肌のターンオーバーも正常に行われず、古い角質が剥がれにくく、余分な老廃物も排出されにくい状態に陥り何となく顔色もスッキリしません。いつものお手入れだけでは、くすみ、むくみ、しわ、しみ、ニキビなどの肌悩みは、解消しにくい季節といえます。当然、冷えからお肌だけでなく身体全体の血流も滞ることにより、肩こり、頭痛、倦怠感、やる気低下、風邪などにも繋がって来ます。
◯温活で期待できること
体温は、プラス1度あがる事で身体全体の血流がよくなり、肌のくすみを解消し健康的な肌つやを取り戻すことが可能です。肌つやが良い状態になることは、身体全体の状態も良いということです。
からだを温める、体温が上がることで肌のターンオーバーも整い細胞レベルもあげることが可能です。
温活=肌を癒す力 とも言われています
美容のためだけでなく、その他にも身体を温める事で健康への期待ができたり、気持ちも前向きになったりとメンタルへの作用もあり身体も心もうるおす事へと繋がります。
◯免疫力向上
◯疲労回復
◯便秘解消
◯貧血症状
◯月経不順の改善
◯産後の子宮ケア
◯リラックス効果
期待できることがこれだけあると、早速やってみたくなりませんか?
今回は、そんな冷え対策にも繋がる【温活】と言われている身体を温める方法をお伝えしていきます。
◯具体的な温活方法
・運動
寒さで凝り固まった筋肉や関節を運動する事で可動域を広げて全身に血液を巡らせていくことができ、即時効果を感じやすいのは運動です。筋肉量をキープできれば体の温め、ポジティブなマインドへ切り替えることも可能となり、アンチエイジングの効果も高いです。
・よもぎ蒸しケア
よもぎを煎じた蒸気を下半身中心に皮膚や粘膜に浴び吸収させ、デリケートゾーンから身体を芯から温める方法です。代謝をあげる事でマイナス10才肌とも言われています。楊貴妃も愛用したと言われているようです。
・湯たんぽ
昔からある湯たんぽですが、最近ではより扱いやすいものも増え、根強い需要がある湯たんぽです。腰、お腹、鼠蹊部を温める事で全身が温まり手足の冷え解消にも効果的です。
・手足首温め(レッグウォーマー)
昔から首と言われる部分を温めることで体感温度をあげることができると言われています。眠る時だけでなく外出する際には、手首、足首、首もとなどを温めるレッグウォーマー、アンクルウォーマーをファッションアイテムとして取り入れる事で冷えから守り、身体全体の温めにも繋がり快適に過ごせます。
・呼吸法
大きく深い呼吸を取り込むことで全身に酸素が送り込まれて、自立神経を整えていきます。自律神経が整いリラックス効果が高まり、深い睡眠、ポジティブなマインドへ切り替えることが出来ます。おすすめは、呼吸とともに身体を整えることができるピラティスです。特に、生理前の苛々や身体の違和感を緩やかに乗り越える事もできるようになります。
・睡眠
良質な睡眠をとることで体温をあげることが可能です。不眠や睡眠不足は体温を下げてしまいます。
・食事
食品添加物を避ける。食品添加物は体内に蓄積され本来自分の持っている細胞レベルを下げてしまい肌老化を進行させます。お買い物の際は、原材料表示を確認し、できる限り添加物を避ける事で体調の変化を感じることが出来ます。
・優しさ
いつしか、自分が自分に対して厳しくなっていませんか?
日本人には少しハードルの高いことかもしれませんが、ありのままの私を受け入れ、今の自分の良いところを認めてあげてください。「私は綺麗。」「私は仕事ができる。」「私は優しい。」今の自分自身を認めて、優しさを自分へむけることも温め効果絶大です。
まとめ
今回は身体や心身の状態も整えるための具体的な保温の方法もお伝えしていきました。
体温が上昇して身体全体が温まる事で美肌や健康へのメリットも多く、簡単に取り入れやすい温めの方法ですので、ぜひ、試してみてください。
そして最後に身体が温まった良い状態で美肌ケアのためのスキンケアを行います。冷え切った身体や肌との違いを感じていただけるものとなります。スキンケアを行う時間は、ご自分と向き合う時間にもなります。時には、丁寧にお肌を確かめながら、お手入れしてみることをおすすめします。